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【小学校受験】いつから準備すべき?一般的な小学校受験スケジュール

小学校受験の準備はいつから始めるのが良いでしょうか?実際の小学校受験のスケジュールを交えて、おすすめの準備開始時期についてお伝えします。

私自身も小学校受験を経験しているため、自身の経験も併せてお話したいと思います。
つばきママ

私立小学校受験スケジュール

年長に上がると秋の受験までの約半年は、イベントが盛沢山です。さっそく春から学校説明会や見学会が始めり、その後願書の配布があります。願書を受け取ったら、願書を書きながら面接の対策をしなければなりません。願書を提出して面接と考査が終わると、数日後には合否発表と入学手続きがあります。

下の表でも見ての通り、年長になると受験まであっという間です。

地域や学校によっては異なることがあるので、正確なスケジュールは受験を予定している学校のスケジュールをご確認ください。
つばきママ

いつから準備すべき?早めの準備がおすすめの理由

ずばり、遅くても受験の一年前、つまり年中の秋ごろまでには準備を始めた方が良いと思います。個人的にはもっと早い方が良いと思っており、理想は年中になるタイミング(3~4月ごろ)です。早めの準備をおすすめするのは、3つの理由があります。

早めの準備開始をおすすめする理由

  1. 十分な学校調査ができる
  2. 志望校に沿った対策ができる
  3. 自身の体験を交えて四季の学習ができる

1. 十分な学校調査ができる

小学校受験の準備をしていると子供の勉強に目が行きがちですが、願書や面接では親の受け答えが重要です。そのため、なるべく両親で学校説明会に参加し、受験する学校をよく理解しておくことが大切です。

基本的に学校説明会は5~7月ごろに行われます。年長になったタイミングでは、ほとんどの方が受験する学校の説明会に参加すると思いますが、私は年中の春から興味のある学校に足を運ぶことをおすすめします。年中のうちに多くの説明会に参加して志望校を絞り、年長では受験を予定している小学校に絞ってイベントに参加するのが効率的です。

また、両親自身が卒業生でない限り、なかなか学校の雰囲気をつかむことは難しいです。ネットなどで学校の情報は得られますが、やはり足を運ぶことでその学校の雰囲気を知ることができます。説明会や見学会などの学校に行くことのできる機会は限られているため、早いうちから参加するのが良いと思います。

願書で説明会に参加した際のエピソードを書くこともできますし、面接で両親が見学会に参加したかを聞かれることもあります。
つばきママ

2. 志望校に沿った対策ができる

小学校受験のペーパー学習は、範囲が広く幅広い分野の対策が必要です。しかし、過去問を見るとわかりますが、学校ごとに出題傾向があります。そのため、早めに準備を始めることで一通り基礎を身に付けた上で、志望校の対策をすることができます。一方、準備の開始時期が遅れてしまうと、受験までのタイムリミットがあるため、志望校に沿った対策がしづらくなります。

また、小学校受験はペーパー学習以外にも行動観察や面接の準備が必要です。行動観察も学校ごとに対策が異なってきます。

しっかりと志望校の対策をするためにも、年中の間に気になる学校の説明会に参加し、早めに志望校を絞っておくことも合格への近道だと思います。

3. 自身の体験を交えて四季を学習できる

小学校受験では、四季の理解が重要です。春夏秋冬を理解し、季節の行事や植物を覚える必要があります。

例えば、春には『ひな祭り』があります。"ひな祭り"と"春"の関連付けだけでなく、『ひな人形』『ひし餅』などその行事に関連するモノまで覚えなければなりません。また、春は『桜』や『チューリップ』など、季節を代表する花も知っておく必要があります。

しかし、幼児に本などで四季を教えても、なかなかすぐには吸収できません。実際にひな祭りにひな人形を飾ったり、桜を見に行ったりと、実体験をすることで自身の経験と学習の内容が繋がり、理解が早くなります。

実体験をしながら四季を学ぶためには、四季が一巡する1年以上前から学習を始めることをおすすめします。

小学校受験塾・幼児教室に通うべき?

準備を始めるタイミングにもよると思いますが、私はやはり幼児教室のプロの先生の力を借りた方が良いと思います。

確かに、私の同級生や友人にも幼児教室に通わず小学校受験で志望校に合格した人も何人かいます。しかし、自宅でメリハリをつけて学習することはなかなか難しいです。また、小学校受験の学習分野は幅が広く、プロの先生に教えていただいた方が子供の吸収や理解が早いと思います。

そして、幼児教室では様々な小学校受験のノウハウや情報を提供してもらえるので、親の立場でも得るものが多いです。

準備を開始する時期が早い場合は、家庭で少しずつ学習を進めることも可能だと思います。しかし、年中以降に受験準備を始める場合は、受験までの時間が短いこともあり、幼児教室に通って効率的に学習を進めることをおすすめします。

幼児教室に通うメリット

  • 子供の理解や吸収が早い
  • 親も様々な情報やノウハウを得られる

最後に

ここまで小学校受験の準備開始時期についてお話しました。年長になると受験まであっという間なので、小学校受験を決めたら、学習などの対策だけでなく、学校調べや親の準備も早めから進めておくと良いでしょう。

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