【MSCベリッシマ】料金は？子連れクルーズ旅行でかかった費用をまとめてみた

クルーズ旅行と聞くと、料金も高くなかなか手が出ないというイメージを持つ方もいるかと思います。確かに豪華なインテリアで、高級感漂う雰囲気を楽しめるクルーズ旅行ですが、クルーズ船によっては1人10万円以下のツアーがあったりします。

しかし気をつけたいのが、船内でかかる追加費用です。旅行代金には宿泊や食事が含まれているのですが、船内では様々な有料サービスやイベントがあり、出費がかさんでしまうことも。

そこで、今回は私たちが2023年7月に乗船したMSCベリッシマで、実際にかかった費用をすべてまとめてみました。旅行代金から船内で追加でかかった費用まで洗い出しています。

これからクルーズ旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです！

つばきママ

クルーズ料金

クルーズ費用

まず、クルーズ費用です。私たちは、今回日本発着の外国船クルーズに乗船するのは初めてだったため、どこで予約するのが良いか分からず、最初に問い合わせをしたHISでそのまま予約までしてしまいました。

HISに予約時に支払った金額は439,600円で、これには旅行代金と港湾税などが含まれています。

この旅行代金には、宿泊費、食事、船内施設の利用、船内イベント、船内でのショー鑑賞などが含まれています。

ただし、一部の施設やイベント、ショーは有料になるため、船内で別途支払いが必要になります。

つばきママ

そして、子連れ旅行にMSCベリッシマをおすすめする一番のポイントは、18歳未満は旅行代金が無料という点です。港湾税などは子供にも同額かかりましたが、宿泊料はもちろん、食事などが含まれた旅行代金が無料でした！

船内での費用

基本的に旅行代金にほとんどのサービスが含まれているので、船内で有料サービスを利用しなければ、追加で発生する費用は「観光税」「サービスチャージ」くらいです。

しかし、せっかくのクルーズ旅行。船内では魅力的な有料サービスがたくさんあり、有料サービスを一切利用しないことはないかと思います。

また、船内での支払いはすべてクルーズカードで行います。船内でクレジットカードや現金を使用することはありません。クルーズカードをかざすだけで様々なサービスが利用でき、料金は紐づけされているクレジットカードに請求される仕組みになっています。

ちなみに、クルーズカードとは、一人一枚発行されるカードで船内での身分証の役割があります。また、客室キーとしても利用します。

クルーズカードをかざすだけなので、お金を払っている感覚がないのが危険です(笑)

つばきママ

20時間開いているビュッフェで提供されるドリンクは無料ですが、バーやディナー時のドリンクは有料になります。また、メインレストランでの食事は旅行代金に含まれていますが、そのほかのレストランでの食事は料金が発生します。

毎晩のショーも無料で楽しめますし、プールやジムなどの船内施設は無料で利用できますが、スパやヘアサロン、ボーリングなどのアミューズメント、シルク・ドゥ・ソレイユのショーなどは有料になります。

実際にかかった船内での費用

今回のクルーズ旅行でかかった船内費用をまとめてみました。あくまでも私たちの利用したサービスのみの記載なので一例ではありますが、参考にしていただければと思います。

なお、MSCクルーズでは日本発着船の場合、船内費用は米国ドルで計上されます。

観光税・サービスチャージなど

まず、乗船者一人一人に必ず請求される費用があります。明細を確認したところ、以下の３つの明細は子供の分も請求されていました。

観光税とは、乗船客に一律でかかる税金のようです。また、サービスチャージとは、船内チップです。また、MSC特有の費用になりますが、MSC FoundationというMSCグループの非営利団体に少額ではありますが寄付金が発生します。

Wi-Fi

Wifiの利用は有料サービスになります。「ブラウズ・クルーズパッケージ」「ブラウズ＆ストリーム・クルーズパッケージ」の2種類のプランがあり、接続するデバイスの数によって料金が異なりました。（プランの違いは、インターネット速度のようです）

我が家は子供が動画を見ることを考え、料金は高かったのですが「ブラウズ＆ストリーム・クルーズパッケージ」を購入しました。

つばきママ

ドリンク

20時間開いているビュッフェにある水やソフトドリングは無料で飲めるのですが、アルコールやディナーでのドリンクは有料になります。ディナーは、メインレストランであっても水も有料です。

飲み放題パッケージもあるのですが、結構割高でそこまでドリンクを飲む時間がなさそうだったので、今回は都度単品で頼むことにしました。

ちなみに飲み放題パッケージは、アルコール込みプランの中で一番安いプランでも一人一日55ドルほどで、クルーズ全日数分申し込まなければなりません。また、客室全員分申し込まなければならないため、子供分も申し込む必要があります。（3～20歳までは1人22ドル/日）

55ドル×クルーズ日数分となると、1名分でもかなり高額になるので躊躇してしまいました。

つばきママ

メインレストランでのディナーでワインを頼むとボトルキープできるので、残った分は次の日のディナーに持ち越すことができます。そのため、グラスで頼むよりボトルで頼んだ方が断然お得です！また、ジュースも割高ですが、ペットボトルだったので飲みきれなくてもお部屋に持ち帰ることができました。

写真

船内では、写真撮影をしてくれるサービスがあります。夕方になるといたるところに撮影ブースが設置され、気軽に家族写真を撮っていただけます。撮影時には費用はかかりません。撮影した写真は次の日に展示されるので、現像された写真を確認してから購入するかを検討できます。

写真は1枚から購入することも可能でしたが、ドリンクパッケージ同様、いくつかのプランが用意されていました。撮影したすべてのデータをもらえるプランや、データと現像した写真どちらももらえるプランなどがありました。

私たちは毎晩たくさん写真を撮っていただき、総数200枚ほどでした。その中から数枚だけ選ぶこともできず、普段あまり家族4人揃って写真を撮ってもらう機会がないので、今回は奮発して撮影したすべての写真データと現像した写真がもらえるプランを購入しました。

ビンゴ大会

船内では様々なイベントが開催されていますが、私たちはビンゴ大会に参加しました。ビンゴ大会の会場には無料で入れますが、参加するにはビンゴカードを購入しなければなりません。

私たちは3枚購入したのですが、合計40ドルほどでした。ちなみに金額は日によって異なりますが、ビンゴ大会の優勝者は賞金を受け取ることができます。私たちが参加した際は、賞金900ドルでした！

チョコレート作り

MSCベリッシマの目玉の一つでもあるチョコレート工房。一枚９ドル程度から作ることができ、これにトッピングの料金がかかります。トッピングを増やすとどんどん値段が上がっていきます。

私たちもここでチョコレートを作りました。今回は１枚だけ注文したのですが、トッピング込みで15ドル程度でした。

こちらがオーダーしたチョコレートです。子供の名前をいれたため写真にはモザイクをかけていますが、好きなメッセージを入れることもできます。

ボーリング

船内にはボーリングレーンが２つあります。なんと洋上初のフルサイズのボーリング場とのこと。わざわざクルーズ船でボーリングをしなくても良いかと思ったのですが、子供たちはボーリングをしたことがなかったため体験してきました。子供が投げるときは、ガーターにならないようバンパーレーンが出てくるので、子供もピンが倒れるのを楽しんでいました。

予約は30分単位ですることができました。1時間だと子供が飽きそうなので30分だけ予約しましたが、4人でゆっくりと楽しんでいたら30分では最後まで終わらず6ターン目くらいで打ち切りにしました。

子供向けゲーム

子供向けのエリアには、ゲームが置いてあります。各ゲーム1.50～2.50ドルほどですが、このゲームもクルーズカードをかざすだけで何度もプレーできてしまうので危険でした。

我が家も子どもたちは何度もプレーしたがるので、予め1日3回までなどと上限を決めて遊びました。

こちらがゲームコーナーです。子供の心をくすぐる空間であることが伝わりますでしょうか・・・。

最後に

ここまで船内でかかった費用を記載しましたが、MSCベリッシマには他にも魅力的なサービスがまだまだたくさんあります。個人的には、シルク・ドゥ・ソレイユのショーを鑑賞したかったのですが、子供が騒ぎそうだったので諦めました。

また、子供が大きくなってキッズルームに預けても楽しめる年齢になったら、夫とカジノも楽しみたいなと思いました。家族構成や一緒に乗船するグループによって様々な楽しみ方があると思うので、私たちの費用は一例ではありますが、参考にしていただけると嬉しいです。

次回は、あらかじめ予算を決めて乗船しようと思います！

つばきママ

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